自分に足りないものばかり考えていても何も変わらない
どうもこんにちは、シンジです。
あなたはいつの間にか「自分にはこのスキルがないからムリだ」とか「小さい時からこれはずっとできなかったからどうしようもないな」と考えることありませんか?
ぼくは日々考えるなかで、いつの間にかこの思考になっていることが何度もあります。
今ではこの考え方の問題が分かるのですが、10代20代の頃は自分の欠点を改善することを考えすぎてたくさんの努力をしてきました。
しかしこれははっきり言ってムダでした。
自分の持っている能力にフォーカスする
自分の持っている能力は、たくさんあります。
しかし、この世界で定義することのできる人の能力や環境は無数にあり、それと比較すると確かに持っていない能力の方が多いです。
まあ当たり前のことなのですが、この考え方にとらわれてしまうと、「自分は能力が低すぎる、環境が十分ではない」と頭を抱えて悩むことになってしまうのです。
この広い世界から比べれば自分の持っている能力の範囲はほんの少しかもしれません。でもそれはすごいことなのです。
自分の得意なことをしっかり見極めて、そこにフォーカスする力こそ現代を自分らしく生きるコツだと思います。
自分に足りないモノばかり考えてしまう
ぼくたちは自分に足りないモノばかり考えてしまいます。
でも改めて考えてみると、これはいい方向ではないかとも思います。
自分にないものを考えるということは、自分が新しいことを得ようとか体験しようと思っていることの現われだともいえるからです。
理想と現実のギャップと言いますが、これは成長にとっては乗り越えなければならない壁です。
その時理想に対して、現実の自分の持っているものの少なさに落ち込むのです。
欠点を克服しようとするクセ
自分に足りないものをどうするか?
ここで成長が早い人と遅い人が分かれてくるのだと思います。
成長が早い人は、自分の得意なことをうまく絡めて理想に近づいていきます。
問題は、自分の欠点や苦手な能力に目を向けて、真正面からそれを克服しようとすることです。
そもそも苦手なことなので、ものすごくストレスがかかりますし、かけた労力に対して成長も少ないということになります。
それでも欠点を克服することに固執してしまうのですね。
学校教育の弊害がある
ぼくたちは小さな頃から、学校から出される通知表を元に学力を分析されます。
そこで点数の悪い教科を指摘され、当たり前のようにその教科の学力向上を促されます。
逆に成績の良い教科に対しては、あまり何も言われません。
そのことばかり意識してきたものだから、大人になった今でもこの欠点を克服する感覚が当たり前になっています。
しかしそんなこと考えていても何も生み出せません。
今ある強みや環境を最大限利用すること
少ない労力で能力を高めて理想に近づいていこうとするなら、今ある強みや環境を最大限利用することしかありません。
そして、それ以外には目をやらない工夫をすることです。
むしろこの目をやらない工夫の方が大事かもしれません。
目を向けなければ自然とそれ以外の方に目がいくことになりますからね。
ぼくたちには学校教育で徹底的に欠点を克服することを教えられてきました。
でも欠点に対するアプローチは別にあります。
得意なことにフォーカスすることで、欠点は目立たなくすることができますし、労力をかけずにいつの間にか解決していることになるのです。
しかも得意なことを伸ばしていくことに関しては、ストレスもなく楽しく感じることが多いと思います。
とにかく欠点には目を向けないように心がけることが大事ですね。
何も変えられないどころかストレスだらけになってしまいます。