Shinji log

福岡在住。輸出入ビジネスをしています。

いま注目の通訳案内士の資格と仕事について調べてみた

f:id:Tempuman:20170306074402j:plain

どうもこんにちは、シンジです。

 

ぼくのやってみたい仕事の一つに、通訳案内士というものがあります。

外国から観光客が一気に押し寄せている今、注目を集めている資格でもあります。

日本文化はとても魅力的です。

長い歴史の成り立ちや文化の奥深さは、とてもユニークです。

世界的に、多くの国はたいてい陸続きですので、文化が似てきています。

SNSやスマホが発達した時代ではその傾向は顕著です。

しかし島国である日本は、多くのユニークな文化をいまだ持っています。

これだけの先進国でありながら、しっかりとした文化が残っているのです。

外国人が魅力を感じるのは、この点です。

 

 

通訳案内士とは

通訳案内士とは、簡単にいえば、報酬をもらって日本語以外の外国語を使い、訪日外国人を案内する国家資格を持った人たちのことです。

国家資格にしているところが注目です。

たしかに国としては、外国人に対して日本の説明をするときに、十分な知識のある人に説明してもらいたいと思うはずですね。

 

無償のボランティアガイドであれば、資格はいらないそうです

れっきとした国家資格であり、その数は年々増えているようです。

現在の登録数は約2万人ほど。

ただし、その多くは東京などの大都市圏にいるそうです。

 

国家資格が必要

試験は筆記試験と口述試験があり、地理や歴史、一般常識などを問われるもののようです。

試験は年1回、8月に筆記試験が開かれ、口述試験は12月に開かれます。

口述試験は、外国語での面接形式で行われ、語学力のチェックと人物考査が行われるようです。

全体の合格率は、約20%前後で推移しています。

通訳案内士試験の難易度、合格率 | 通訳案内士の仕事、なるには、給料、資格 | 職業情報サイトCareer Garden

 

英語筆記試験の免除項目がある

英語の筆記試験もあるが、これは、ある一定レベルの英語力があれば免除されるらしいです。

TOEICであれば840点、TOEICスピーキングスコア150点以上、TOEICライティングスコア160点以上であれば、英語の筆記試験は免除されます。

 

通訳案内士は食える仕事なのか

結局ここが気になる人は多いと思います。

資格試験を受ける際、コストも時間もかかります。

もし一回で合格することができればいいのでしょうが、2~3回は受けるかもしれないので、そこにかける時間は果たして見合ったものなのかと思うのは当然だと思います。

 

結論から言えば、自分がどのように売り出すかに尽きると思います。

もちろん最初はどこかの観光会社もしくはツアーを企画している会社と契約して、仕事をもらうというカタチになるかもしれませんね。

もらう報酬も安いかもしれません。

ただこれは経験を積むためには仕方ないでしょう。

 

ただその後は、自分で売り込みをしていくということだと思います。

SNSやブログも使えるので、海外の人に直接アプローチすることもできます。

ぼくの住んでいる福岡は、外国人旅行者が増えてきたとほんとうに思います。

これからはもっともっと旅行者が増えるいい波がきているのではないでしょうか。

 

何に特化させるのか

例えば自分の得意なこと、好きなことを織り交ぜて、ツアーの色を付けていくと、差別化ができると思います。

日本酒や焼酎にくわしくなって、酒蔵ツアーを企画、酒蔵見学に行き、その後おいしい居酒屋に行くとかもありだと思います。

実際すでにやっている会社もありますが、まだまだ少ないです。

ぼくであれば、九州に住んでいることを売りにして、焼酎に特化したツアーを企画してもいいかもしれません。

海外の人にとって、日本酒はとてもメジャーであるのに対し、焼酎は存在すら知られていないのが現状です。

韓国のソジュ(焼酎)は、世界でとてもメジャーなのに対し、質も味も良い日本の焼酎がそこに加わっていないことは、本当に残念です。

日本酒はブームですし、酒蔵の多い本州であれば、観光客も行きやすいと思います。

ただ九州は焼酎の蔵がたくさんありますし、九州でこういった企画をやっている人は少ないので魅力的なのではないかと思います。

 

通訳案内士を通じて、多くのことにつながっていく

ぼくのやりたいことのひとつに、日本のお酒を海外にもっと売り込みたいという思いがあります。

ぼくの住んでいたオーストラリアでは、酒屋さんに行っても日本酒や焼酎の数は極めて限られていました。

日本人が経営している居酒屋さんなどでは、お酒の種類は豊富でした。

しかし、韓国のソジュのように、どこにでも置かれるメジャーなお酒として認知されることもできるはずです。

 

もし通訳案内士として仕事をすることができて、酒蔵さんと懇意になっていくことができたら、そこからはじめて、海外にお酒を売り込むというお手伝いもできるかもしれませんね。

それまでの間に貿易関係の勉強もしていけば、タイミング的にも合いそうです。

いま全く踏み出せていない自分の一つの夢を実現できるかもしれません。

こうしてみると、通訳案内士は多くのことにつながっていくような気がします。