家の購入はただの買い物ではなく貯金につながる
どうもこんにちは、シンジです。
もしあなたが安定して毎月給料をもらえるサラリーマンなら、それはローンを組むのに最も適している期間です。
とくに住宅ローンは高額なため、銀行の審査は厳しくなります。
サラリーマンの特権はこの住宅ローンを簡単に組めることです。
このサラリーマンの時期に、家を買っておいた方がいいというのが僕の意見です。
ぼくの同年代の友人や親せきで、いまだに家を買っていない人は多いです。
家を購入する時期は、子どもができて現在の家が手狭になってきたり、30代後半になってまわりの同世代が家を購入しだしたあたりが多いでしょう。
家は買い方を注意しなければ、その後の人生を苦しめられることになります。
しかし賢く買えば、将来的に心身ともに安心させてくれるものにもなります。
家の購入は、貯金につながる
一見何を言っているのか分からないかもしれませんが、この感覚はとても重要です。
家の購入をただの買い物とみるのか、資金の移動手段とみるのかはとても大きなちがいです。
家の購入をすると、ローンの返済が始まります。
ローンの返済には元本と利子がありますが、この元本を返していくペースが早ければ、物件の売却価格の相場よりローンの残額が少なくなってきます。
相場が下落しているエリアや、物件自体にマーケット価値がなければ、この話はそもそも成立しませんが、人気のエリアで物件の売却価格がそれほど下がらないところであればうまく機能します。
売却価格は維持できているのに、ローンの残額が少なくなっていくということは、いずれ売却をすることになったとき、差額分が手元に残ることになります。
家の費用は、賃貸、購入どちらでも支払いが発生します。
賃貸は気楽ですし、移動も容易ですが、支払ったお金がどこかの誰かのもとに消えていってしまいます。
家族がいると広さもそれなりに必要ですので、毎月支払う家賃も高いのではないでしょうか？
どうせ毎月支払うお金であれば、どうにかして手元に残る方法を考えたいところです。
いい物件を購入し、ローン返済をしていくだけで、これが可能なのです。
サラリーマンは銀行から優遇される
何度もブログで書いていますが、サラリーマンは銀行から優遇されますので、ローンの審査がゆるいです。
サラリーマンをしているだけだと分からないことですが、自営業の方などは、住宅ローンの審査だけでも大変苦労されています。
今はサラリーマンでもいつどうなるか分かりません。
起業したいと思うかもしれませんし、いつかリストラにあってしまうかもしれません。
であれば、サラリーマンである内にローンを組んでおけば、その後に辞めたとしても、ローンの支払いさえしていれば、銀行からは何も言われません。
夢のマイホームは奮発して買わないほうがいい
新築マンションや戸建てを販売する会社は、夢のマイホームを一生の買い物として勧めてくるかもしれませんね。
新築は見た目がいいし、最新の設備をつけるため、とてもよく見えます。
しかし、家はただのモノではなく、今後の人生をストレスなく送るための生活を買うと考えましょう。
モデルルームにいって、現在の生活とのギャップを感じる素敵な空間にメロメロになり、「こんな夢のような空間で生活できるなら」と、支払い可能ぎりぎりのローン設定をしてしまうと、あとで地獄を見ることになります。
人生は山があれば谷もあります。
収入にしても、これからはずっと右肩上がりではなく、また一定でもなく、不安定なのが現実でしょう。
家のサイズも値段もできるだけ身軽にしておく
今は賃貸で一生を過ごすという家庭も出てきているようですね。
地震のリスクも多いですし、転勤もあります。
物も減らし身軽にしておく必要があることには、ぼくも同じ意見です。
ただ極端になることなく、家購入のメリットを考えつつ、身軽になることを考えると、家のサイズや値段をなるべく抑えることがポイントになります。
古い物件を狙う
オススメは築年数の経過した物件です。
ぼくなら25年から30年経過した物件を狙います。
これほど年数の経過した物件なら、売却相場の値下がりも緩やかになり切っているのでほとんど変わりません。
今後5年10年経とうが、おそらく同じくらいの値段で売却できる可能性が高いのです。
しかも物件価格が安い。
物件にうまく貯金をしていくことが可能なのです。
古いといってもただ古いだけではいけません。
きちんと修繕しているもの、マンションであれば大規模修繕工事が定期的におこなわれていて、しかも修繕積立金の積み立てがきちんとしてある物件であればとてもよいです。
古いのが気になるのであれば、リフォームを行うのも一つの手段です。
お金をどこに移動させるかという視点
上記でも述べましたが、賃貸のままでいるとあなたの稼いだお金がどこかの誰かのもとに消えてしまいます。
もし家賃が8万円として、5年間住んだとしましょう。
8万円ｘ12カ月=96万円（1年分）
96万円ｘ5年間=480万円（5年分）
これけっこうすごくないですか？
このお金の全てが、オーナーさんの元に消えていきました。
この金額を稼ぐためにどれくらいの時間働かなければならないのでしょう？
これがもし物件を購入していたとしたら、元本は確実に減っていきます。
エリアの相場、物件価格、築年数などの条件をうまく考慮することによって、住宅ローンを使って、物件に資金を貯めることもできるのです。
家を買ってローンを支払うという行為は、ただの支払いではなく物件にお金を移動させる意味もあるのです。
ぜひ勉強して賢く家を購入しましょう。
