TOEIC885点を取った僕がオススメする英語勉強法。発音は後回しでいい、とにかくシンプルな文法を使いまわして生きた英語を身につけよう
こんにちは。ぼくは2年前にTOEICで885点のスコアを取得しました。
前回、コチラの記事を書きましたので、もう少し詳しくオススメの勉強法を紹介してみようと思います。
<目次>
- TOEICはアジアでのみ有効なテスト
- 英語を話せるようになってよかったと思うこと
- 発音は後回しでいい、とにかく文法、文法、文法!
- 発音はある程度文法を話せるようになってから、最終調整するように練習する。
- 生きたコミュニケーションを意識しよう。失敗を積み重ねよう。
TOEICはアジアでのみ有効なテスト
TOEICテストはオーストラリアにいた当時、ビザの関係で日本に帰るかもしれないなと思ったので受けてみました。
TOEICはオーストラリアではほぼ知られていないテストですが、アジア人には人気が高いですので、アジア人の多い語学学校で実施されているのです。
当時は自分の英語力をTOEICで測るとどうなるかという興味で受けたので、対策などはせずに受けました。
885点取ったのは、それなりにうれしかったのを覚えています。
当時は、仕事でスタッフの面接やミーティングなどもおこなっていて、英語をしゃべることに特に問題はありませんでしたので、当時の仕事内容ではこの程度の点数でも大丈夫でした。
ぼくは英語でのコミュニケーションは一通りできますが、込み入った話は何度も言いかえて伝わるように話しますし、相手の話が100%分かるわけではありませんので相手に聞き返すこともよくします。
英語のネイティブ話者ではありませんので、それは当たり前のことですし、それでいいのだと思っています。
英語を話せるようになってよかったと思うこと
英語をそれなりに話せるようになってよかったと思うのは、相手と対等だなという意識を持てたことです。
そうなると、自信をもって英語話者である相手と会話ができますし、だからこそ生きたコミュニケーションになります。
英語を話すことに自信が持てないと、相手を必要以上に怖がってしまい、下手に出てしまうといった自分でも恥ずかしいような対応をしてしまいます。
そうなるとまともなコミュニケーションに至りません。
そういった嫌な経験を繰り返すと、しだいに自信がなくなりますし、なによりおもしろくないので英語を話そうとしなくなります。
発音は後回しでいい、とにかく文法、文法、文法!
文章の構成を意識する。
言語はとにかく文法です。
文法が分からないとまったく伝わりません。
文法といっても難しく考えるのではなく、文章の構成のことです。
例えば、分かりやすいように日本語で例を挙げてみます。
(例)
わたし を 東京駅 が 迎えにいきます。(文法に問題のある文)
わたし が 東京駅 に 迎えにいきます。(実際の文)
このように、文法上の構成をすこし間違うだけでまったく伝わらず、聞いている方は頭が混乱します。
英語もまさに同じで、しゃべるのが遅くてもつたなくても、文法さえあっていれば伝わります。
よく日本語を話す外国人がテレビに出ますが、発音が完璧でなくても、文法があっていれば聞いている方も自然と頭に入ってくるものです。
英語の基本、5文型を頭に叩き込む!
そ・こ・で、
中学校で習った簡単な5文型を、改めて頭に叩き込むのです!
ここはもうプライドなんて捨てて、中学校の教科書を買ってもいいです。
ただこの辺のことはネットに無料で転がっているので、いろいろ自分が分かりやすいサイトを見て復習するといいと思います。
ちなみに僕は、妻に教えてもらいました。
恥ずかしかったですが、「聞くは一時の恥、聞かずは一生の恥」です。
発音はある程度文法を話せるようになってから、最終調整するように練習する。
世界中に訛りのある英語話者はたくさんいます。
なぜ発音は重要という意見がまかり通っているのでしょうか?
僕には全く分かりません。
日本にいるネイティブスピーカーの仕事がなくなってしまうからかもしれませんね。
冗談はいいとしても、とにかく発音は後回しでいいです。
世界には非ネイティブの英語話者が山ほどいて、それぞれの国の訛りのある英語を話します。
インドやベトナム、タイ、東欧系などです。
意外ですが東欧系の人の英語の発音は、非常にクセがあって聞き取りにくいです。
発音を気にするのは、正確な文法が反射的に口から出るようになってからでも遅くありません。
文を口に出しながら、正確な発音に近づけるように調整していきます。
僕の意見ですが、日本人訛りがあることにそれほど問題があるとは思いません。
生きたコミュニケーションを意識しよう。失敗を積み重ねよう。
日本だけにいると分かりませんが、シンガポール、マレーシア、インドなど英語教育が進んでいる国を除いて、アジア人はほぼ全て文法中心の英語教育を受けています。
そして英語をしゃべれない人が多いです。
文法は知っているのにしゃべれない。
なぜでしょうか?
文法を知っていることは大きな強みです。
しゃべれないのは、文法の失敗を恐れているからかもしれません。
ぼくも顔から火をふきそうになるほど、恥ずかしい経験を何度もしました。
でも誰もそんなことは覚えていません。
失敗をしたら「やった!」と喜びましょう。
失敗したことで一つずつ学びます。
逆にいえば、失敗をしないと学びがないということです。
それは停滞を意味します。
つねに学ぶために、前進するために、失敗を重ねて生きたコミュニケーションを意識しましょう。